立正大学体育会剣道部 指導関係スタッフブログ「真面」 MAMEN

「合宿のテーマ」

監督の和田です。

今回の夏合宿のテーマは、細かく言うといろいろあるが、大まかに言うと①足腰の強化、②構えてから打突にいくまでの仕掛け(=攻め)を工夫し覚えることの二点だった。
稽古環境は、体育館はバスケットコート三面を取ってもまだ余裕がある広さがあり、基立ちの先生方も豊富で、気候は涼しく最高と言える。

合宿の稽古内容は以下のとおりであり、基立ちが豊富な分シンプルなものとした。
①午前
 切り返し→追い込み→基本稽古→地稽古。
②午後
 切り返し→追い込み→大学生基立ちになって高校生と地稽古→先生方が基立ちと
なって大学生と地稽古→先生方が基立ちとなって大学生が掛かり稽古。
③夜間
 切り返し→追い込み→地稽古。

特に切り返しと追い込みは、広い体育館を使って目一杯これでもかと行った。
最後の方は、体がボロボロでも、かえって力が抜けて上手くなったことがわかるまでになった。

今回の合宿でかなり前に出る力はついたし、何より高段者や若手の先生方と稽古したことで、構えてから打突するまでの雰囲気が良くなってきたように思う。
ただ、まだまだ2~3本目を打突した際に態勢が崩れる場面や、試合が一本調子になる場面が見受けられる。
いずれにしても、少し自信がついたのか学生が明るく剣道に取り組んでいるように見える。

この土曜日は、強豪のW大や関西から遠征中のD大と練習試合を行うことになっており、まずはそこにどの程度出来るかが大きな楽しみである。
溌剌と試合をしてもらいたい。
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# by risken | 2010-08-26 20:37 | 監督 | Trackback | Comments(0)

備忘録③

【左足の溜め】
これはある先生からの言葉。
「剣道の幅が狭いのは、左足に溜めがないからではないの?」

剣道の幅とは、いろいろな意味で捉える事が出来る。
例えば、剣道の幅を広げるために「呼吸法」を勉強したとか、剣道の幅を広げるために「気」の使い方を勉強したとか、剣道の幅を広げるために「応じ技」を打てるようにしたとか、他の競技を経験してみたり、お茶や書道というのもあるだろう。
「幅」とは剣道の深みだったり、どんな相手とも対応できる力であったりと思うが、今回の場合は幅広く技を使うためには左足に溜めが必要だということ。

つまり、学生は左足が打突の準備ができた途端、すぐに踏み切り、右足で踏み込んで打突をしてしまう。
そうではなく、左足は素早く準備し、攻め足の右足で相手を攻めることによって、左足に少しずつ溜めが生まれるのだということがまだ理解できていない。

そこを出来るようになるためには簡単ではなく、当然、心技体が必要なわけだが、まずは体の部分が出来ていない学生が多いので、稽古中にいつでもできる工夫をしてみた。

これが意外に効果がありあり、これにより「溜め」の部分だけでなく、「さばき」の部分でも効果がでてきたように思う。
でもその方法はここでは内緒。
せっかく秋田まで行ってつかんだものだからね。
稽古に来ていただければお話します。

今日はここまで。
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# by risken | 2010-08-26 00:23 | 監督 | Trackback | Comments(0)

備忘録②

「感動」
監督の和田です。
今回は中日もなく、学生はもちろん大変だったろうが、私たち指導者も疲労困ぱいというのが正直なところ。

そんな中、大館工業高校から参加したFくんは、高校から剣道を始めたにもかかわらず、たった一人で参加し、全15回の稽古をやりきった。
しかも、朝は8:00過ぎから夜は20:00過ぎまでFくんはひたすら道場にいた。

自分が高校生の時にこんなことが出来るか?
まったく「NO」である。
剣道がいくら好きと言っても、たった一人でこれだけ忍耐強く剣道に打ち込めるだろうか?
彼は、稽古が終わるとかばんからおにぎりを出して観覧席で食事とるわけだが、その姿には悲壮感のようなものは何もなく、ただひたすら強くなりたいと願っているすがすがしい姿だった。
そんな姿になぜか涙が出た。

そして最終日、20日朝にバスに荷物を積んでいるとき、鷹巣高校の生徒とともにFくんは体育館の後かたずけまで手伝いに来てくれた。
なんという高校生だろうか?
どんなふうに育てればこんな子に育つだろうか?

別れ際、彼の最後の言葉に泣けた。
「これからも頑張って強くなって立正大学剣道部に入部したい」。
待ってるよ!Fくん。
剣道部は君を待ってるよ。
君が入部してくるときは今の二年生が四年生だ!
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# by risken | 2010-08-24 23:51 | 監督 | Trackback | Comments(0)

備忘録①

監督の和田です。
今日から今回の合宿で感じたこと、指導を受けたことを備忘録として何回かに分けて書き込んでいきたい。

【剣道の幅】
S先生は、高校生をインターハイに出場させ、自身も八段に挑戦している尊敬できる先生。
その方から言われたことがとても考えさせられる内容だった。

「立正大学は、気持ちが真直ぐで"打とう"と攻めてくるのはいい、さらに純粋に剣道に取り組んでいてとてもいいが、剣道の幅が狭い」
実は同じようなことを大森先生にも言われた。

つまり、自分から打とうとするのはいいが、攻めが単調だったり、自分から打つことばかりで相手を利用(=遣う)することができていないということ。

これは私の指導者としての幅が狭い(体の幅は広いが)こと、私自身の剣道の幅が狭いためか。
これからは固定観念にとらわれず、やわらか頭で私自身が人としての幅を広げ、剣道の幅を広げていきたいと思う。
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# by risken | 2010-08-23 21:49 | 監督 | Trackback | Comments(0)

合宿終了、そしてスタート!

監督の和田です。

21(土)の夕方羽田空港に到着し、自宅に戻りました。
学生は20(金)の夜、既に東京に戻っている。

それにしても東京は暑い…。
秋田は朝晩23℃前後、日中は30℃前後とクーラーいらずの日々。

さて、合宿記(合宿模様や写真)は両主将がトップページの方にいずれアップすると思うので、詳しくはそちらをご覧いただくとして、私からはさらっと。

とにかく、誰もリタイアすることなく事故もなく無事に終えることができたことに感謝している。
それにしてもたくさんの高段者の先生方が参加し、全15回の稽古で基立ちが10名を切る回がなく、一番多いときには40名程度の先生方が参加してくれて、のべ200名程度の先生方が基立ちとなってくれた。
八段審査受審中の先生も数名入れば、七段・六段の若手もいる。大学を出たばかりの教員もいて、秋田にはこんなに入るんだと改めて実感。
また、高校も8校程度参加し大学生に指導を受けた。

さらに、地元の先生や卒業生から金一封、ビール、ジュース、スイカ等の差し入れが山ほどあり、手を付けられずそのまま東京まで持って返ってきたものもあった。
学校側からは、坂上副部長がほぼ全日程参加いただき、私と伊藤主将は北秋田市長への表敬訪問まで行った。

今回の合宿では、いつも以上に剣道を通して学生達が先生方・高校生・中学生と交流し、「絆」を深めて帰ってくることができた。
合宿に関わった全ての方々に感謝。

本日は関東学生剣道優勝大会の最終選手選考を行い、選手も決った。
実り多い合宿をして、ここからが本当のスタート。
応援いただきたい。
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# by risken | 2010-08-22 16:41 | 監督 | Trackback | Comments(0)
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